WebデザインやUIを設計するために目を鍛えること

この記事は投稿されてから1年以上過ぎています。技術情報の場合は最新の情報の検索をしていただき、正しい情報を習得されることをおすすめします。それを承知のかたはどうぞこの記事をお楽しみください。

デザイナーあがりのフロントエンドエンジニアのはずだったGOUTENです。

この記事は「UI Design Advent Calendar 2015」と「Webデザインセオリー Advent Calendar 2015」のそれぞれ17日目のために投稿しています。
そこ、石を投げてはいけないよ( ˘ω˘)

基本的に僕はこうしてるというお話なので、他の人に当てはまるかどうかはわかりません。
「こいつはこうしてるんだ、へー」という感じで読んでいただければと思います。

いわゆる、考え方のお話です。

センスは育てれる

「デザインはセンスだ」なんていう人がいますが、別にセンスが無くても作れます。
デザインはアートと違うベクトルで作られるものですから。

デザインに関して、センスは育てることが出来ると思っています。
例えるなら、自転車に乗れない子が練習して自転車に乗れるようになったりするのと同じです。
目を養い、トライアンドエラーを繰り返すことで、センスは成長していきます。

Webで目を養う

Webデザインをするのですから、もちろん世の中に溢れかえっているデザインを見て学びます。
もちろん一度見てすべてがわかるわけではないので、何度も見ます。

ルーチンワークのように朝起きてとりあえずWebデザインのギャラリーサイトやアイコンのギャラリーサイト等で新しいデザインが上がっていないか眺めてみたり、どこかの記事からリンクした先のサイトデザインを眺めてみたりしてみましょう。

眺め続けることで自分がどういう雰囲気のものが好きなのか、その傾向が明らかになります。
そして、それらの「良いと思う」デザインにどのような共通点があるのか、どのような特長があって、どの部分に惹かれたのかを考えます。

後から気づいたんですが、カッシーさんも同じようなこと言ってましたね。
Webデザインの価値と効率を上げるため意識していること Webデザインセオリー Advent Calendar 2015

更に踏み込んで余白の使い方や自分がアクションを起こした際に、どういう視線でそこに目が言ったのか、手やの動きやマウスの動きはどうだったか、どこにストレスを感じどういう動線のUIやデザインだとストレスなくアクションにつながったのかを考えてみましょう。

そういえばYATさんも視線誘導の話をしていましたね。

Webデザインを行うときの視線誘導がもたらす重要性とその考え方

あと、ストレスのないUI設計をするための資料として、マテリアルデザインのアニメーションの考え方が僕の思考に一番近いかもしれないと思いました。

Authentic motion – Animation – Google design guidelines

このへん4ページくらい読み進めてください。
動画見るだけでもいいです。

「良いデザイン」と「好きなデザイン/作りたいデザイン」は異なるものですが、問題解決するためにこの2つがマッチしていれば、わりと自由にチャレンジしてもいいのかなと僕は思っています。

Webデザインの外で思考する

外に繰り出してもみましょう。

世の中にはデザインされたものがたくさんあります。
書籍やポスターや電車の吊り広告でも、さまざまな商品プロダクトでも、建物の構造や、ショッピングモールの案内モニターを見るのもいいかもしれません。

先ほどのWebとは違い、注意して見てみます。
普段の生活の中に紛れているので、小さなデザインや機能が大きな役割を果たしていることは明白です。
そしてUIというものは細部に宿り、ユーザビリティはいかにその動作が習慣化されているかであることに気付くはずです。
細かいテクニックが意外にWEBに役立つことだってあります。

もしそうでなく、インパクトのあるデザインや素晴らしいプロダクトに目を惹かれてしまっても、その目的にそった小さな工夫の積み重ねであることがわかるでしょう。

その思考はWEBであるないに関係なく、WEBデザインやUIに大いに転換することができます。
そしてそれは逆も然りで、Webデザインが紙媒体やプロダクトに応用できることもあります。

WEBデザインやUIを良いものにするためには、細かい調整をかけてユーザーの導線を習慣に組み込むのも手なんじゃないかなと思います。

良いデザインだけを見ればいいというわけでもない

すべて良いデザインを見なければならないというわけではなく、自分で見て「ダメだな」と思うものも少し頑張って見てみましょう。
ダメだと思うにはそれなりの理由があるはずなので、それが自分の中だけででも見つかれば、きっと自分がクリエイションしていく中で反面教師として役立つことでしょう。

ダメなUIは改善の論点を見つけ出してくれるし、数字にも如実に現れます。
ダメなWebデザインは運用や宣伝の手法によっては物めずらしさで人が寄ってくるかもしれませんが、結果としてすぐに離れてしまう。

ダメなWEBデザインやUIはないにこしたことはないのですが、特にあってダメだとは思いません。
世の中に無駄はないと僕は思っています。
無駄なものも無駄である意味がある。

だから、あなたは失敗してもいい。

さいごに

情報化社会においてWEBは大きな貢献と発展をしてきました。
この流れはまだまだ続き、Webデザイン・UIデザインも様々な形に変化していきます。
セオリーと言うほどではないですが、先人が積み上げてきたもの、自分たちで培ってきたものは、きっと後からでも役に立つのだと僕は信じています。

創造していく過程はすべての物事において同一であるというのが僕の見解です。
デザインの質を媒体で住み分けするの自体、ナンセンスだなあ…なんて思うこともあります。
「WEBだから」「紙だから」論争は目も当てられません。

どのクリエイションでもちょっとしたことが問題解決を引き起こします。
良いデザインに繋がるように、色々なものに目を向けましょう。
そして僕らが取り組んでいるWEBデザインやUI設計のために目を鍛えていければいいですね。

あなたが良いデザインライフを送れますように。